背景を描くのにパースは必要なのかを検証してみた

イラストのお話

こんにちは。落武者です。

 

皆さんは背景を描くの好きですか?

僕は嫌い・・・というか苦手です。

 

しかし苦手だから描かない!ってのもいかん。。。と思って最近背景の練習を始めました。

そして背景の描き方について本やら動画やらブログやらを読み漁っているとこんな言葉を目にすることがあります。

 

パースは必要ない。
 
背景と言えばパースを使う。が当たり前だと思っていた僕は目からうろこです。
しかしもそういっている人たちの絵はめちゃくちゃうまいです。
 
 
パースっていらないのか?そう思い始めてきました。
そもそも背景が苦手な理由に【パースが苦手】というのがある。というかほぼそれが理由ある。
 
本当難しすぎでしょう。パース。もう本当大嫌いでした。
同じ理由で背景が苦手な人も多いのかと思います。
 
最初にパースを知ったときはなんかもう希望!って感じだったんですけどね。だって背景描けなかったわけですから。そんな人間にパースを使えば背景は描けますよ!と言われればそれはもう希望以外の何物でもないですよね。
 
しかしやってみると余計挫折するという・・・
 
 
 
しかし、もしパースがいらないってなると背景の世界がかわるんじゃない!?と思いませんか。
 
あれだけ苦手だったものを使わなくていい!というのであれば背景を好きになれるかもしれない。
 
という訳で今日は最近背景の練習をしている僕がパースは必要か?について書いていこうと思います。
 

そもそもパースって何?

そもそもパースとはなんぞや?って話ですが、前述でも書いたように背景を描く技法です。

パースには1点透視、2点透視、3点透視という図法があり、これらを使うことによって正確な背景を描くことができるわけです

 

パースについて詳しく書くほどの知識も技量もないので、気になった方はググるなどして頂ければと思います。

先日投稿した記事でも1点透視を使った背景のメイキングをしていますので、もしよければご覧ください。

なぜパースが必要ないのか?

背景を描く技法なのに、何故パースが必要ないのかについてですが、必要ない派の人たちの意見を簡単に“私なり”にまとめると

世の中パース通りになるものはないから。

という感じだと思います。

 

確かにそうなんですよね。正確にパースを使って描くとそれはそれで違和感がでる場合もあります。

 

というのも地面って結構傾いてたりするし、元々傾いた物はパース通りだとうまくかけなかったりします(消失点がアイレベル上でなくなるため)。

 

複雑な形をしたものや自然物を描く場合にパースを考えているとわけわからなくなったりしますしね。

 

それに結局消失点をどこに置くかは目分量になるため、そこをちゃんと定められないとうまく描けないんですよね。

 

なのでパースは無理に使う必要はない!という訳です。

 

実際にパースありとなしで描いてみた

なるほどなるほど。確かにいらないかもしれん!と思いさっそくパースを使わず背景を描いてみました。

それがこちら

とりあえず簡単なものをと思って夜の丁字路を描いてみました。

う~ん。そもそも構図が単純すぎてどうなのって感じですが・・・確かに使わなくてもそれらしいっちゃそれらしくなった気もします。

 

ただこれだけ近景で人工物だらけの絵描くなら絶対パース使えよ!ってなりますよね・・・笑

 

 

続いてがっつりパースを使って描いたものがこちら

自分の住んでいるアパートです・・・笑

こちらはCLIPSTUDIOのパース定規を使って”多分”しっかりパースを引いて描いたものです。

ちなみにメイキング動画も上げたのでよかったら見てください。

【背景メイキング】部屋を描いてみた!Drawing room

なるほどなるほど・・・!

質感やクオリティの差はとりあえず置いておいて・・・パースありなしで絵を描いてみて、はっきりわかったことがあるのでまとめたいと思います!!!

まとめ 初心者こそパースは引いた方が良い!

という訳でまとめですが、初心者こそパースは使うべきだと思いました。

というのもパースを引いた方が楽だったからです。パースなしで描いていると、こんぐらいかな?みたいな感じで線を引いてみて「なんかおかしい・・・?」と思って線を引き直すみたいな事が多々ありましたが、パースを引くとそんな迷いはありません。

 

それにやっぱり初心者がパースを使わず建物とか描けば違和感がでて当然だと思います。そこをどう違和感を消すかで模索するぐらいならパースを引いてしまったほうがよっぽど楽でした。

 

パースが必要ない!という人はそもそも技術が高い

でもパースなしでも綺麗に描いている人はいますよね。

 

あの人たちはうまいからできるのです!

 

パースなしで立体的に絵を表現するには空間把握能力が高くないとできない訳で、あまり背景を描いてこなかった僕みたいなのがいきなりできる芸当ではありません。

しかししっかりパースを引いて練習していけばいつかできるようになる気もします。

 

なので初心者こそしっかりパースを引いて練習すべきと感じました。

背景によってパースは必要ない?

例えば自然物だらけの絵を描く場合やもっと遠景の絵を描くときはパースはいらないんじゃない?と思う事ないでしょうか。

僕もパースは人工物があるときぐらいに使うものと思っていたことがあります。

 

しかし基本どんな背景にもパースは使えると思います。(真後ろが壁とかでなければ)

 

ガイドとしてパースを置くだけで奥行きが意識されるので、是非何を書くにもパースを使ってみる事をおすすめします。

 

苦手な人も使っているうちに得意になっていくかもしれませんしね。逆に言えば使わないと慣れませんしね。

 

僕もまだまだパースは苦手ですが、これからしっかり向き合って背景が得意!と胸を張れるように頑張りたいと思います。

 

それじゃ!

コメント

  1. ダイス より:

    たまたまググっててイラストの方じゃないブログに辿り着いてから少しずつ見てました。

    背景は慣れないと本当に嫌ですよね…。
    かといって単純な一色塗りの背景にもしたくないというのも本音ですし。適当なのだったらそのままでもいいのですけど。
    CG集とか作ってると否が応でもどんなに下手でも作ることをやったりしてると、必然的にそれなりに見えるようなのが描けるようにもなりました。

    確かにパースはあった方がいいです。真面目にそう思います!ざっくりでも引いてやった方がガイドにもなりますからね。
    間違ってる、歪んでてもパッと見ではかなりまともに見えます。
    背景がすぐに壁とかだとどうにもならないですけどね。

    最近個人的に室内背景でやってるのは自分で作った畳6畳分の背景を床に敷いて、下側のパースを決めてしまって上を決めていく場合もあります。
    この場合は比較的平面である場合ですが、ふかん寄りだとざっくりしたままで描いてしまってそのままの形にすることもあります。
    最近になって昔作った背景を直した手前、パースは間違っててもないよりはマシであると強く思いました。

    とても良い記事だと思います。
    風呂場の扉に映る手がちょっと気になりましたがwどういう状況なのかとか。

    • 落武者 落武者24 より:

      雑記ブログからお越しいただいたようで、ありがとうございます(^^

      本当そうなんですよね(>_< )いつも人描いて最後にちゃちゃっと何か入れる程度だったので・・・背景から逃げ続けておりました。 しかしちゃんと向き合って描いてみると意外と楽しいことに気づきました(^^ もっとパースを使いこなせるよう邁進したいと思います! あらかじめ作った背景素材を使うの良いですね! 6帖とかって部屋でよくあるけど、実際描いてみると6帖の広さを絵に表現するのって難しいですもんね…(>_<)参考になります!ありがとうございます! 元々手はなかったのですが、なんか寂しいかなと思い入れてみました笑

  2. […] […]

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