白黒の絵をカラーにする方法【グリザイユ画法】

イラスト技法

こんにちは。落武者です。

 

先日YouTubeに白黒で描いた絵をカラーにする方法についての動画をアップしました。

お絵描き講座#1【グリザイユ画法】白黒の絵をカラーにするやり方

一応動画でざっと工程を解説したのですが、聞きとりにくいかもなのと、動画より記事でみたい!っていうコアな人にも向けて記事を書いていこうと思います。

 

記事内容は

・あえて白黒で描いてからカラーにするメリット

・制作方法

・工程

・まとめ

といった内容で書いていきます。

絵を描き始めたばかりの人や、色彩感覚があまりよくないと感じてる人には知っているととても得する描き方だと思いますので是非最後までご覧ください。

白黒からカラーにするメリット

まずなんでわざわざ白黒からカラーにして描くの?って話ですよね。

普通に最初からカラーで描いた方が手間数が少ない訳ですから。

 

もちろん手間数が増える分メリットがあるわけなので、それについて解説していきます。

メリット① 絵がのっぺりしにくい

絵を描いていてなんかのっぺりするなぁ・・・って思うことないですか?立体感がない感じ。

 

いろいろ原因はあるのですが、一番の理由は陰影が弱いことだと思います。

 

最初からカラーで塗ると色彩ばかりに目が行ってしまい、陰影をあまり意識してなかったりするんですよね。

 

その点白黒で絵を描くっていうのは陰影だけに焦点を当てて描けるので、色彩ばかりに目が行って陰影がおろそかになる。なんてことが起こりにくいのです。

 

落武者
落武者

絵がのっぺりする理由については以前もっと詳しく記事に書いたのでよかったらそちらもご覧ください。

メリット② 色彩で迷う時間が減る

色彩感覚があまり長けていないと、ここは何色になるんだ・・・?と悩むことが多々あると思いますが、白黒で描いている段階ではそこで躓くことがありません。

 

ただただここより明るいか暗いか!それさえ分かればスラスラと筆が進みます。

 

もちろん最終的にカラーにするのだからそこで躓くんでしょ?と思われるかもですが、

実際0から色を付けるより、全体の陰影像が出来上がった絵に色を付けるのでは全然難易度が変わってくるものだと思います。

 

なんで?って言われると説明が難しいですが・・・単純に↓の絵に色を付けるより

こっちの方が色をイメージしやすくないですか?

 

メリット③ 早い段階で全体像が見える

当たり前ですが、白黒で描くとカラーより格段に早い段階である程度描き込めます。

すなわちカラーより早い段階で全体像を見れるんですよね!

 

絵を描いていて、大分時間かけたけど微妙なんだけど・・・ってことの経験は絵を描く人なら誰しもあることかと思います!

早い段階で全体像を見れるっていうのはこういった事の予防にもなるので大きなメリットですね。

【グリザイユ画法】白黒からカラーにする方法

白黒をカラーにする技法を一般的にグリザイユ画法!なんて言われていますが、本来の意味は下塗りの段階で陰影をつけたものに色を重ねていく技法の事だそうです…

 

まぁだいたいあってますね!!

 

という訳でやり方的なものを説明していきます。

 

今回ご紹介するのはレイヤーの合成モードを使った色付け方法です。

 

合成モードって何?って人は以前記事を書いたのでそちらをお読みください。

 

白黒をカラーにする方法① オーバーレイで全体を着彩

まずは白黒レイヤーの上に1つレイヤーを作り、それをオーバーレイにします。

そして白黒レイヤーにクリッピングして、肌色で塗りつぶします。

 

するとイラストはこんな感じになります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セピアぽい感じになりました。

この時点で帽子や服なども固有色で塗っておくと後々楽だし全体の印象もつかみやすいのでお勧めです。

するとこんな感じになります。この時点では陰影などは意識せず、ただ色を置いていく感じです。

白黒をカラーにする方法② 乗算で色と陰影付け

続いて頬の赤身を入れていきますが、乗算レイヤーでエアブラシでふわっと塗ると良い感じに塗れます。

だいたい赤身を入れたら、参考資料などと見比べて陰影の弱い所をおなじく乗算レイヤーで塗り込み、立体感をより強めていきます。

顔のみしかやっていませんが、これで大分自然に色がついてきました。

最初色置きの段階と比べると大分変りましたね。

白黒をカラーにする方法③ ハイライトや白を塗って仕上げ

最後にハイライトや白い部分を塗って仕上げていきます。

本来白い部分もオーバーレイで色付けした段階で色がついてしまっているので、ここでしっかりと白く塗ります。

 

こんな感じで肌以外の場所もすべて同じ作業で繰り返していけば完成です。

まとめ とりあえず1回やってみるといいかも!

という訳で白黒をカラーにする方法でした。

もしこれを見ていいかも!とか面白そう!って思った方は是非一度挑戦してみてください。

 

何事もとりあえず1回やってみるのが大事かと思いますので。

今までより絵を描くのがもっと楽しくなるかもしれないし、ずっとうまくかけたりするかもしれません。

それに使わないとしても技術の引き出しは多いに越したことはないですからね

 

多分!

 

大分ざっくりした説明だったので何か気になる所やわからないところありましたらコメントして頂けたらと思います。

またYouTube動画の後半にメイキングを垂れ流していますので、そこも併せて見て頂けたらと思います。

 

それじゃ!

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